気になる親知らずの話:抜くべき?残すべき?
ゆうなデンタルクリニックです。
この時期に多くの人が悩むのが花粉症。
鼻がムズムズしたり
目がかゆかったりと
非常に厄介です。
さて、お口の中の厄介といえば
「親知らず」
「親知らず=抜かないといけない」
というイメージをお持ちの方も
多いかと思います。
なぜ、親知らずは”厄介もの扱い”される?
同じ永久歯でありながら、
なぜ親知らずだけが
抜くようにすすめられるのか
疑問に思う方も多いでしょう。
その理由は、
親知らず特有の生え方にあります。
親知らずは通常10代後半から20代前半にかけて
他の永久歯が揃った後に生えてきます。
さらに、お口の中で一番奥に位置するため
まっすぐに生えるスペースが足りず、
横向きや斜め向きに生えたり、
歯ぐきに埋まったままになったり
することが少なくありません。
他の永久歯に比べて
さまざまなトラブルを引き起こすリスクが高いため、
これらを未然に防ぎ、
お口全体の健康を維持する目的で
抜歯をすすめられることがあります。
親知らずがこんなトラブルのもとに!
では、実際に親知らずがあると
将来どのようなトラブルを
引き起こしてしまうのか、
その代表例をご紹介します。
・歯ぐきの炎症・腫れ
親知らずが正常に生えないと
歯と歯ぐきの間にすき間ができ、
食べかすやプラークが
溜まりやすくなります。
その結果、歯ぐきがたびたび炎症を起こし、
ひどくなるとあごの下や喉のあたりまで
腫れが広がったり、
口が開きにくくなったり
することがあります。
・むし歯や歯周病、口臭
親知らずは一番奥にあるため
歯ブラシが届きにくく、
磨き残しも多くなります。
そのため、他の永久歯に比べて
むし歯や歯周病になりやすく、
さらに口臭の原因にもなります。
・他の永久歯への影響
横向きに生えた親知らずは、
その手前の永久歯を圧迫し、
むし歯や歯根吸収(歯の根が溶かされる現象)を
引き起こすことがあります。
放置すると親知らずだけでなく、
健康な歯まで失うリスクが高まります。
親知らずは必ず抜くべき?
正常にまっすぐ生えていて、
かみ合わせも問題なく、
しっかり磨けていれば
無理に抜く必要はありません。
親知らずの抜歯には、
処置後の痛みや腫れなど
少なからずリスクを伴うため、
慎重な判断が求められます。
まずは抜くことのメリットとデメリットを
歯科医師とよく相談し、
自分にとって最適な選択をしましょう。
親知らずのリスクを知り、定期的なチェックを
親知らずの生え方や状態は
人それぞれで異なるため、
まずはレントゲン検査などで
自身のお口に潜むリスクを
知ることが大切です。
親知らずの状態を
定期的にチェックしながら、
将来のトラブルに備えていきましょう。
ヒビひとつで抜歯に!?「破折」で歯を失わないための予防と対策
こんにちは🍫🍪
3月14日はホワイトデーですが、
お菓子の種類ごとに意味があるのをご存じですか?
たとえば、キャンディーなら
「あなたが好き」という意味ですが、
中には、せんべいのように
「愛が割れる」という
ネガティブなイメージのお菓子もあります。
愛情にヒビが入ったら大変ですが、
実は歯のヒビも同じように一大事です。
というのも、抜歯の原因の第3位は
「歯のヒビ割れ」によるものなのです。
歯の破折(はせつ)って何? どんな症状?
外部からの強い衝撃で
歯が「割れる」「ヒビが入る」、
あるいは「完全に折れてしまう」ことを
破折といいます。
これらは歯の見える部分で
起こることもあれば、
歯ぐきの中で
起こって気づかず、
放置されてしまうケースもあります。
「噛んだときに歯が痛い」
「歯ぐきが腫れている」
などの症状が気になると、
むし歯や歯周病を
イメージされる方も多いでしょう。
実は、これらの症状は
破折のサインである可能性があります。
以下のような症状に心当たりがある方は、
歯科医院で一度詳しく診てもらいましょう。
・噛んだときに「パキッ」という音がした
・噛むと特定の歯だけが痛む
・歯ぐきが腫れている
・グラグラする歯がある
要注意!「神経をとった歯」は破折のリスク大
歯の破折は、過去の歯科治療で
神経をとった歯に圧倒的に多いのが特徴です。
これには主に2つの理由があります。
1つは、治療によって
歯の強度が落ちてしまうことです。
神経をとる治療では
歯の内側を削ることにより、
天然の歯の部分が薄くなってしまうため
治療前よりも強度が低下します。
もう1つは、神経がなくなることで
痛みを感じにくくなってしまうためです。
これが原因で
無意識に強く噛んでしまうことも、
破折リスクを高める要因となります。
以上のような理由で、
歯科治療で神経をとった歯は
以後、歯が割れたり折れたり
しやすい傾向があります。
治療後は次の点に気をつけながら、
歯の健康を維持していきましょう。
破折予防のポイント
・硬いもの(ナッツ類・せんべいなど)を噛むときは十分に注意する
・歯ぎしりのある人は、必要に応じて専用のマウスピース(ナイトガード)を使用する
・治療後も定期的に歯科医院で歯の状態をチェックしてもらう
・少しでも違和感を覚えたら、早めに受診する
大切な歯を守るために!定期チェックのススメ
神経のない歯は
破折による抜歯リスクが約10倍も高くなる
ことがわかっています。
つまり、破折で歯を失わないためには、
神経を極力とらずに残すことが
最善の方法です。
そのためにできることは
「むし歯にならないこと」と
「むし歯になっても早く見つけて治療すること」。
その両方を実現できる定期チェックで、
大切な歯を守っていきましょう。
「痛くないからもういいや」で通院をやめると治療費が高額に!?
ゆうなデンタルクリニックです。
一年で一番寒くなるこの時期は、
つい外出が面倒になりがちです。
また、以前と比べて
歯の痛みが落ち着いたから
「もう少し様子見しよう」と
通院を先延ばしにする方も
いるかと思います。
しかし、そのまま通院を中断してしまうと、
症状がさらに悪化して治療期間が延びてしまったり、
余計な治療費がかかってしまったり
するため注意が必要です。
今回は、歯科治療の中断が
もたらすリスクについて、
詳しくご紹介していきます。
「痛みが消えた!」は治療の通過点に過ぎない
歯科医院に行って
辛い痛みから解放されると
「もう治ったから大丈夫」と
つい安心してしまいますが、
これは大きな誤解です。
たとえば、大きなむし歯で
激しい痛みがある場合、
歯科医院で神経をとる治療を受けると、
ほとんどはその日のうちに
嘘のように痛みは引いていきます。
しかし、この状態は
まだ治療の一段階に過ぎず、たとえるなら傷んだ道路の
古いアスファルトをはがしただけの状態と同じです。
新しいアスファルトを敷かないまま放置してしまえば、
再びトラブルのもとになってしまいます。
治療を中断したまま放置するリスク
治療を中断したまま放置すると、
思わぬリスクが待ち受けています。
ほとんどの場合、
治療前よりも悪化してしまいます。
最も深刻なのは、
最後まで治療を受ければ残せたはずの歯が、
治療の中断によって抜歯せざるをえなくなってしまうケースです。
抜くことになってしまうと、
その後に待っているのは入れ歯やブリッジ、インプラントなど。
治療期間は長くなり
費用も大幅に増えてしまいます。
自己判断は禁物!もしものときは早めの相談を
「仕事が忙しい」
「子育てで時間が取れない」など、
個々の事情で治療の継続が難しくなることは
誰しも起こりえます。
そのような場合、事前に相談していただければ、
必要なところまで治療を進めたり、一時的な処置で様子を見たり
することが可能です。
当院では、患者様一人ひとりの事情にあわせて、
最適な方法でサポートしてまいります。
通院が難しくなってしまったときには
まずはお気軽にご相談ください。
歯の根元の黒ずみに要注意!その原因とリスク
あけましておめでとうございます。
皆さんはお正月をどのように過ごされましたか?
子どもの頃は、冬休みの宿題で
書き初めをした人も多いかと思います。
新年の抱負や目標を
太い筆で書きましたよね。
さて、書初めは
「白い紙に墨の文字」が映えます。
しかしこれが、
「白い歯に黒い汚れ」だとしたら、
間違いなく悪目立ちしてしまいます。
実は、もし歯が黒くなっていたら、
見た目の問題だけでなく、
むし歯や歯周病などの
注意が必要です!
そこで今回は、特に【歯の根元】が黒くなる3つの原因や対処法をご紹介していきます。
原因1:根面むし歯
歯の根元が黒くなる原因として、
まず考えられるのが
「根面むし歯」です。
これは、歯ぐきが下がることで
露出した根面(歯の根元)に
できるむし歯で、
大人に多く見られます。
一般的なむし歯と異なり、
根面むし歯は痛みを感じにくいため、
発見が遅れてしまうこともあります。
歯の上部が健康に見えても、
根元を取り囲むように
むし歯が進行しているケースも
実は少なくありません。
また、通常のむし歯と比べて
治療が難しく、
治療後も再発しやすいという
特徴があります。
原因2:縁下(えんか)歯石
歯の根元が黒くなる
もう1つの原因は
「縁下歯石」です。
これは歯周病が進行して
歯と歯ぐきの間のみぞ(歯周ポケット)が
深くなったところにできる歯石です。
歯の表面につく白い歯石とは異なり、
縁下歯石は黒みがかった茶色をしています。
縁下歯石には歯周病の原因となる細菌が
大量に含まれているため、
放っておくと歯周病がさらに
悪化してしまう危険があります。
また、一般的な白い歯石よりも
ずっと硬く、歯みがきなどで
取り除くことは困難なため、
歯科医院での歯石除去が
必須となります。
原因3:かぶせものの土台(金属)が見えている
歯の根元の黒ずみは
「むし歯」や「歯石」以外にも、
かぶせものが原因で
生じることがあります。
年月とともに
かぶせものと歯の間にすき間ができたり、
歯ぐきが下がったりすると、
かぶせものの内側にある
金属の土台が見えてしまい、
それが黒く目立ってしまうのです。
このような状態は
見た目の問題だけでなく、
かぶせものと歯の間のすき間から
新たなむし歯(二次むし歯)が
発生してしまう危険があります。
とくに歯の神経を抜いている場合は、
痛みを感じることができず、
気づかないうちに
むし歯が進行してしまうことも
少なくありません。
放置は禁物!気になったらすぐに受診を
歯の根元の黒ずみは
痛みなどの症状がないため、
気づいていても
「痛くない」「気にならない」という理由で
放置してしまいがちです。
しかし、その黒ずみは
単に見た目の問題にとどまらず、
歯の健康を脅かすサインの
可能性があります。
放っておくと自身の大切な歯を
失うことにもなりかねないため、
気がついたら
早めに歯科医院を受診しましょう。
むし歯になりやすい人・なりにくい人の違いとは?
もうすぐクリスマスですね🎄
素敵な料理やケーキを食べる予定の方も多いかと思います。
そんな時期に
特に気をつけなければいけないのが
お口のケアです。
「自分はいつも歯を磨いているから
むし歯にはならないだろう」と
考えている人もいるでしょう。
実は毎日歯みがきをしていても
むし歯になってしまうケースもあります。
今回は、むし歯になりやすい人の特徴や
予防法についてお話していきます。
同じケアでも結果が違うのはなぜ?
毎日きちんと磨いているのに、
なぜか自分だけむし歯になってしまう…
このようなお悩みをお持ちの方は
意外と少なくありません。
むし歯の直接的な原因は
お口の中に住みついている細菌で、
これらの菌が糖分をエサにして
酸を作り出し、
歯を溶かしていきます。
私たちが歯みがきをする最大の目的は、
これらの細菌とそのエサになる糖分を
取り除くことです。
では、なぜ同じように磨いても、
むし歯になる人とならない人が
いるのでしょうか。
それは、むし歯のなりやすさは
細菌のほかにも、さまざまな要因が
関係しているからです。
人はそれぞれ、歯の質やだ液の量、
生活習慣が異なります。
たとえば、生まれつき歯の弱い人や
だ液が少ない人は、
そうでない人に比べて
むし歯になりやすい傾向があります。
したがって、むし歯を
効果的に予防するためには、
自分の弱点(リスク)がどこなのかを
知ることが非常に重要です。
むし歯の「なりやすさ」を決める2つの力
むし歯のなりやすさは、その人が持つ
「むし歯を引き起こす力」と
「むし歯を防ぐ力」の
2つのバランスで決まります。
この2つの力は
シーソーのような関係にあり、
「むし歯を引き起こす力」のほうが重くなると、
むし歯リスクが高くなります。
それぞれの具体例を
いくつか挙げるので、
自身に当てはまるものを
チェックしてみましょう。
むし歯を引き起こす力
・お菓子類をよく食べる
・寝る前の歯みがきを怠りがち
・1日3回以上、間食をとる
・だ液の量が少ない(または働きが弱い)
・過去にむし歯治療の経験がある
むし歯を防ぐ力
・1日2回以上、歯みがきをする
・だ液の量が十分で、働きも良好
・間食は1日1回、決まった時間にとる
・歯科医院で定期的な検査を受けている
・キシリトール入りのガムをよく噛んでいる
歯医者さんであなただけの予防法を見つけよう!
むし歯予防のやり方は同じでも
その効果は人によって
大きく異なります。
大切なのは、
個々の弱点(リスク)にあった
オーダーメイドの予防法を
見つけることです。
当院では一人ひとりの
お口の状態を詳しく診査し、
その方のリスクに応じた
予防法をご提案しています。
「自分にピッタリな予防法を知りたい」という方は、
お気軽にご相談ください。
入院期間が短縮!?手術前の歯科受診の重要性
こんにちは。
11月には酉の市があります。
酉の市は毎年11月の
酉の日に開催される、
開運招福や商売繁盛を願うお祭りです。
熊手や招き猫などの縁起物を購入し、
1年の無事の報告と
翌年の福を願います。
このように、
何事も事前準備が大切ですが、
実は、手術の前に歯科受診すると
入院期間を短縮できる
場合があります。
今回は、術前の歯科受診の重要性に
ついて解説していきます。
手術前に歯科受診が必要な理由とは?
大事な手術を控え、
歯科の受診を勧められても
「歯医者さん? 手術と何の関係が?」と
不思議に思われる方も
いらっしゃるでしょう。
不要とさえ思われがちですが、
術前の歯科受診は
これから受ける
手術の成功と術後の回復に
大きく関わっていきます。
少し面倒に感じてしまいますが、
術前に歯科医院の口腔ケアを
怠ってしまうと、
次のようなトラブルの原因になるため
注意が必要です。
歯の脱落
全身麻酔を伴う手術では、
気道を確保するために
挿管チューブという管を口に入れます。
その際、ぐらついている歯があると、
チューブを入れる際に
歯が脱落してしまい、
食道や気管内に入り込んでしまう
おそれがあります。
術後の肺炎
お口の中には多くの細菌がいます。
術中や術後に
これらの細菌が肺に運ばれてしまうと、
肺炎のリスクが高まります。
とくに、高齢者や持病のある方の場合、
術後の肺炎は生命に関わるため
注意が必要です。
手術部位の感染
お口の中の細菌は、
血流を介して手術部位に
感染してしまうことがあります。
そうすると、傷の治りが
遅くなってしまうほか、
最悪の場合、
再手術が必要になることもあります。
入院期間の延長
肺炎や手術部位の感染など、
術後に合併症が起こると
入院期間が長引いてしまう
可能性があります。
データでみる、手術前の口腔ケアの効果
術前の口腔ケアの効果は、
科学的なデータによっても
裏付けされています。
ある研究では、
術前に歯科医院で口腔ケアを受けた人は、
受けなかった人と比べて
術後肺炎の発生率にくわえ、
30日以内の死亡率も低下した
という結果がでています。
また、その他の研究結果をまとめた報告でも、
口腔ケアを行なった人は
手術後の合併症が4分の1まで減少したほか、
入院期間も短縮されることが
明らかになりました。
これらの結果を受け、
厚生労働省は2012年から
周術期(手術決定から術後回復期までの一連の期間)の
口腔ケアを保険適用とし、
その対象を少しずつ増やしています。
手術が決まったら歯科受診をお忘れなく!
以上のように、術前の口腔ケアは
手術の成功を左右するだけでなく、
術後の合併症を防ぎ、
早期回復にもつながります。
現在、とくにトラブルを
抱えていなくても、
専門家のチェックを
受けることが大切です。
歯科医院では皆さまが
安心して手術に臨めるよう、
全力でサポートしてまいります。
手術前の準備に、
ぜひ私たちと一緒に
お口のケアに取り組んでいきましょう。
保険料も安くなる!?認知症と歯の健康の関係
こんにちは!
10月には「スポーツの日」があります。
スポーツを通して
健康な心と体を作ろう、
という日ですが、
もともとは「体育の日」と
呼ばれていました。
1964年に日本で初めて開催された
東京五輪を記念して制定された
国民の祝日でしたが、
2020年に現在の「スポーツの日」に
名前が変更されました。
健康な体といえば、
実は「歯」の本数が
認知症と深い関係があることが、
近年の研究で
明らかになってきました。
歯の本数が認知症リスクに関係? 驚きの研究報告
脳の健康と歯の健康、
一見すると
無関係に思える両者ですが、
実は深い関係があると
いわれています。
たとえば、ある研究では、
20本以上歯がある人と比べて、
歯が数本しかなく、
入れ歯も使用していない人は
認知症になるリスクが約2倍も高い
という結果が出ています。
他の研究でも
同じような結果が報告されていることから、
歯の健康が認知症に何らかの影響を
及ぼしていると考えられます。
なぜ、歯の健康が認知症に関係するの?
では、なぜ歯の健康が
脳に影響を与えるのでしょうか。
これには2つの理由が考えられています。
まず1つは、
咀嚼(そしゃく)による脳への刺激です。
食べものを噛むという行為は
脳に刺激を与え、活性化させる効果が
あることがわかっています。
そのため、歯が少なくなると
脳への刺激が減ってしまい、
認知機能が低下してしまう
可能性があるのです。
もう1つは、歯周病による影響です。
歯周病は近年、
全身の病気の発症や進行にも
影響を及ぼすことが
明らかになっています。
アルツハイマー型認知症もそのひとつで、
歯周病の原因菌が血流に乗って
脳に達すると炎症を起こし、
それが結果的に
認知機能の低下につながると
考えられています。
歯が20本以上あると、保険料が安くなる?
このように「歯と全身との関係」が
科学的に明らかになるにつれ、
国内の生命保険会社も
歯の健康に注目しはじめています。
最近では、ある大手保険会社が
歯の健康度に応じた保険料割引を導入したことが
話題となりました。
これは、70歳の時点で
自分の歯が20本以上残っている場合、
認知症保険の保険料を
割り引くというものです。
人生100年時代に突入した今後は、
経済的にも歯の健康を保つことが
重要なポイントになってくるでしょう。
若いうちから口腔ケアに取り組むことは、
単にむし歯や歯周病を防ぐだけでなく、
生涯にわたり健康的な生活を送るうえで
とても重要です。
お口の健康を保つことで
高齢になってからの病気リスクを
減らすことができるほか、
将来にかかる医療費の節約にもつながります。
そのような意味において、
定期的な歯科医院でのチェックは
「未来の自分への投資」といっても
過言ではありません。
歯が痛くなってからではなく、
健康なうちから歯科医院に通う習慣を
ぜひはじめていきましょう。
だ液が少ないと大変なことに!?驚くべき役割とは
こんにちは!
秋といえば、食欲の秋。
旬の食材が盛りだくさんで、
食欲をそそられますよね。
おいしそうな食べものを見ると
だ液が出てきますが、
実は、だ液が健康に欠かせない
非常に大切な役割を担っていることを
ご存じでしょうか。
今回は、だ液が少ないと起こる
さまざまなトラブルや
だ液の重要性について
解説していきます。
大変!その1:むし歯・歯周病・口臭のリスク
だ液が不足すると、
私たちのお口は
たちまちむし歯や歯周病、口臭の
リスクにさらされます。
なぜなら、だ液は食事のあと、
口内の食べかすや細菌を
洗い流すことで
歯周病や口臭から
体を守ってくれているからです。
また、カルシウムやリンなどの成分が
歯の再石灰化(酸で溶けた歯質を修復する作用)を促し、
むし歯の発生を抑えていきます。
さらに、
口内を潤して粘膜を保護したり、
細菌が産出した「酸」を中和したり
する働きも備わっています。
このように
もし、だ液がなかったら
あっという間にむし歯や歯周病になり
かなりひどい口臭を
発することになります。
だ液は、お口の環境を良好に保つうえで
なくてはならない存在なのです。
大変!その2:食事や会話への影響
だ液が少なくなると、
食事中に食べものが
喉につまりやすくなったり、
食事がおいしく感じられなくなったり
することがあります。
なぜなら、だ液には
食事の際に食べものを適度に湿らせて
飲み込みやすくしたり、
食べものの味を舌に運んで
味覚を感じやすくしたり
する働きがあるからです。
さらに、だ液は
舌の動きを滑らかにする役割も担っています。
だ液が少なくなると、
私たちは食事を楽しむことも、
言葉をスムーズに話すことも
難しくなるでしょう。
大変!その3:さまざまな病気の危険性
もし、だ液がなかったら、
胃もたれや消化不良、
さらに風邪・インフルエンザなどで
体調がすぐれない日が
増えるかもしれません。
だ液に含まれるアミラーゼという酵素は
食べものの消化・吸収を助け、
胃や腸を守っています。
また、だ液には
細菌やウイルスを防ぐ作用や、
がんや老化の原因となる活性酸素を減らす働きが
あります。
このように、だ液は
私たちの健康を維持するうえでも
欠かせない存在です。
こんな症状に要注意!歯科医院で定期的なチェックを
年齢を重ねるにつれて、
だ液の分泌量は
少なくなる傾向があります。
・お口の中がネバネバする
・食べものが飲み込みにくい
・舌がヒリヒリする/痛い
・会話がしづらい(話しにくい)
・食べものの味がわかりにくい
これらの項目に
多く当てはまる方は、
だ液の分泌が減少している
恐れがあります。
全身の健康を守るためにも、
心当たりがある方は
早めに歯科医院へ相談し、
症状の改善に努めましょう!
お盆休みに歯のトラブル!自分でできる応急処置法
こんにちは!
8月に入り、連日の暑さで体が疲れてくると、
急な歯の痛みや腫れに悩まされることも少なくありません。
とくに、お盆期間中は
歯科医院も休診するところが多いため、
対処に困ってしまうことも
あるのではないでしょうか。
そこで今回は、
お盆休み中にトラブルが生じた場合の、
ご家庭でできる応急処置法を
ご紹介します。
歯がズキズキ痛い!
歯が急に痛みだしたら、
まずは患部を清潔にすることが肝心です。
歯に穴が空いて
食べかすが詰まっている場合は、
それを取り除くことで
痛みが和らぐことがあります。
もし、痛みが強くて
歯ブラシが当てられなかったら、
ぬるま湯でお口をゆすぐなどして
優しく汚れを落としていきましょう。
それでも痛みが引かない場合は、
市販の痛み止め(効能に「歯痛」と記載のあるもの)を
服用するのも効果的です。
痛みがある部分を刺激すると
さらに症状が悪化するおそれがあるため、
気になってもむやみに触らず、
安静を保つようにしてください。
食事も痛みのないほうで
噛むようにしましょう。
歯ぐきが腫れた!
歯ぐきが腫れた場合も、
周囲の汚れを丁寧に落として
清潔に保つことが大切です。
腫れた場所に汚れがたまったままだと、
細菌が増殖して
症状が悪化するおそれがあります。
痛みがある場合は
殺菌成分の入ったうがい薬で
お口をゆすぐだけでも、
清潔保持に効果があります。
腫れが強い場合は、
患部を冷やすと症状が和らぎます。
ただし、冷やしすぎると
かえって治りが悪くなるため
要注意です。
氷や保冷材などで
急激に冷やすのは避け、
冷水で冷やしたタオルやハンカチなどを
優しく当てるようにしましょう。
また、腫れている間は
激しい運動や飲酒、
長時間の入浴も控えてください。
血流が良くなると
腫れが悪化するおそれがあります。
体をしっかり休めて、
細菌に対する抵抗力を高めましょう。
つめもの・かぶせものが外れた!
痛みがなければ丁寧に歯を磨き、
汚れがたまらないようにします。
外れている間は歯の強度が落ちるため、
硬いものなどは噛まず、
食事もできるだけ
反対側で食べるようにしてください。
外れたつめものやかぶせものは
再利用できる可能性があるため、
汚れをきれいに落として
ジップ付きの袋や蓋つきの容器などに
保管しておきましょう。
接着剤などを用いて自分でつけ直すのは絶対にやめてください。
放置は危険!休みが明けたら早めの受診を
お盆の休診中に生じた
歯のトラブルは、
以上の応急処置を参考に、
慌てず・焦らずに
対処することが大切です。
一方で、これらの応急処置で
症状が落ち着いても、
根本の原因が治ったわけではないので
注意が必要です。
そのまま放置してしまうと
病状が今よりも悪化し、
最悪の場合、
歯が残せなくなるおそれもあります。
お盆休みが明けて
診療が再開したらすぐに受診し、
適切な治療を受けましょう。
ゲップやおならが多い?それって呑気症かも!
暑いですねー💦💦
7月に入り、本格的な夏の訪れを
感じる時期になりました。
そんな夏の暑い日には、
「炭酸飲料を飲みたくなる」
という方も
多いのではないでしょうか。
炭酸飲料や豆類など、
ある種の飲食物は
摂りすぎることで
体の中にガスをためて、
ゲップやおならの
原因になります。
一方で、特にそのようなものを
口にしなくとも、
「年中ゲップやおならが頻繁に出る」、
「お腹が張って苦しい」
といった症状に
悩まされたことは
ありませんか?
このような症状に思い当たる方は、
「呑気症(どんきしょう)」を
疑う必要があるかもしれません。
大量に空気をのむと不調を招く!?
呑気症は、
過剰に空気をのみ込むことで、
胃や食道、腸に空気がたまり、
頻繁なゲップ、おならなどを
引き起こす症状です。
この症状は、
ストレスが要因となって
発症しやすいことが
明らかになっています。
そして、その数は
日本人の約8人に1人に
上るとも言われるほどです。
ストレスの多い現代社会においては、
誰しもが呑気症に
なりうると言っても
過言ではありません。
無意識の行動が呑気症を引き起こす!?
では、ストレスは
どのようにして呑気症を
招くのでしょうか?
ここでカギとなるのが
歯の噛みしめです。
リラックスしているとき、
上下の歯の間は
離れていますが、
不安や緊張から
ストレスを感じると、
無意識に歯を
噛みしめる回数が増えます。
このとき、舌が上あごに
貼り付くことで、
のどの奥にたまっただ液と
空気をのみ込むことになります。
こうして必要以上に
体に取り込まれた空気が、
ゲップやおなら、
お腹の張りなどの
症状を引き起こすのです。
症状に思い悩んだらまずは相談を!
頻繁なゲップやおなら、
お腹の張りなどが続く場合は、
まずは正確な原因を
探る必要があります。
その中でも
呑気症が疑われる場合は、
最大の原因である
ストレスの解消が
対策として効果的です。
しかし、日常生活から
ストレスを完全に無くすことは
容易ではありません。
そこで、日常の中で
ストレス解消に取り組みつつ、
先に挙げた噛みしめを
軽減するために、
マウスピースを装着することも
対処法のひとつです。
市販のマウスピースもありますが、
歯科医院でお口に合ったものを
作製することで、
より高い効果が期待できます。
「もしかしたら呑気症かも…」
と思い当たる方は、
お気兼ねなくご相談くださいね!