もうすぐクリスマスですね🎄
素敵な料理やケーキを食べる予定の方も多いかと思います。
そんな時期に
特に気をつけなければいけないのが
お口のケアです。
「自分はいつも歯を磨いているから
むし歯にはならないだろう」と
考えている人もいるでしょう。
実は毎日歯みがきをしていても
むし歯になってしまうケースもあります。
今回は、むし歯になりやすい人の特徴や
予防法についてお話していきます。
同じケアでも結果が違うのはなぜ?
毎日きちんと磨いているのに、
なぜか自分だけむし歯になってしまう…
このようなお悩みをお持ちの方は
意外と少なくありません。
むし歯の直接的な原因は
お口の中に住みついている細菌で、
これらの菌が糖分をエサにして
酸を作り出し、
歯を溶かしていきます。
私たちが歯みがきをする最大の目的は、
これらの細菌とそのエサになる糖分を
取り除くことです。
では、なぜ同じように磨いても、
むし歯になる人とならない人が
いるのでしょうか。
それは、むし歯のなりやすさは
細菌のほかにも、さまざまな要因が
関係しているからです。
人はそれぞれ、歯の質やだ液の量、
生活習慣が異なります。
たとえば、生まれつき歯の弱い人や
だ液が少ない人は、
そうでない人に比べて
むし歯になりやすい傾向があります。
したがって、むし歯を
効果的に予防するためには、
自分の弱点(リスク)がどこなのかを
知ることが非常に重要です。
むし歯の「なりやすさ」を決める2つの力
むし歯のなりやすさは、その人が持つ
「むし歯を引き起こす力」と
「むし歯を防ぐ力」の
2つのバランスで決まります。
この2つの力は
シーソーのような関係にあり、
「むし歯を引き起こす力」のほうが重くなると、
むし歯リスクが高くなります。
それぞれの具体例を
いくつか挙げるので、
自身に当てはまるものを
チェックしてみましょう。
むし歯を引き起こす力
・お菓子類をよく食べる
・寝る前の歯みがきを怠りがち
・1日3回以上、間食をとる
・だ液の量が少ない(または働きが弱い)
・過去にむし歯治療の経験がある
むし歯を防ぐ力
・1日2回以上、歯みがきをする
・だ液の量が十分で、働きも良好
・間食は1日1回、決まった時間にとる
・歯科医院で定期的な検査を受けている
・キシリトール入りのガムをよく噛んでいる
歯医者さんであなただけの予防法を見つけよう!
むし歯予防のやり方は同じでも
その効果は人によって
大きく異なります。
大切なのは、
個々の弱点(リスク)にあった
オーダーメイドの予防法を
見つけることです。
当院では一人ひとりの
お口の状態を詳しく診査し、
その方のリスクに応じた
予防法をご提案しています。
「自分にピッタリな予防法を知りたい」という方は、
お気軽にご相談ください。